今日の晩ご飯、何食べたい? と薬剤選択

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メニュー決めに疲れるとき

一日3食を作っていらっしゃる方はよくわかると思うんですが、食事を作るという作業そのものより、何を作るか?という「メニュー決め」がしばしば辛くなります。

特に自分がそんなにお腹が空いていないのに家族のために食事の準備をするとき。1週間で色々と作り続けていて、メニューのレパートリーが枯渇しつつあるとき。1週間の疲れがたまった週末。このような因子が背景にあればメニュー決めが辛くなるのも必然でしょう。

人は意思決定でストレスを感じる

なぜなら、何かを決めることに人はストレスを感じるそうなので。臨床でも同じで、色々と疲れている時は、新しく何かを決断することに疲弊してしまいます。

そこで今回は薬剤選択の話です。初回の薬剤選択は慎重に選択することももちろんあるんですが、正直なところどれでも変わらないという局面もあります。そんな時は自動的に誰かに決めてもらった方が(自分で決めるという負荷を避ける意味では)楽かもしれません。

薬剤選択を提案してくれるツール

今回紹介するのは、自動的にベストな薬剤を提案してくれるツールです。

EpiPick

臨床項目を入力していけば専門医でなくても適切な薬剤を提案してくれるというサイトがあります。論文にもなっていますので、妥当性などは検証されています。

使えるものは専門医でも使う

専門医がこういうことを言うと問題かもしれませんが、私は薬剤選択にはあまりこだわりがありません。本質はそこではないと言う立場だからです。なのでこのようなツール自体にはあっていいんじゃないかなと思います。

参考文献

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