脳波テキスト

はじめての脳波トリアージ – 2ステップで意識障害に強くなる-

救急・意識障害の脳波の入門書が出版されましたので、紹介します!『はじめての脳波トリアージ: 2ステップで意識障害に強くなる』 脳波を正しく読むという呪縛 どうやら私たちは「脳波は、正しく...
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■大事なのは読み方

■「はじめての脳波トリアージ」の出版までもう少しなので、これからは救急脳波についてのアレコレを日々投稿したいと思います。 脳波を判読したことがある方はわかると思いますが、確かに難しいです。ですが、脳波を「正しく全部読もう」とするから...
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2034年のおすすめ医学書

今年最初に読んだ医学書はこれ 「正攻法ではないけれど 必ず書き上げられるはじめてのケースレポート論文」 もう、まさにタイトル通りで「必ず書きあげられる内容」の本でした。著者自身も述べているのですが、必要なのは「...
てんかんの診察

てんかんと失神の鑑別:Periorbital Petechial Rash

Periorbital petechiae または Periorbital Petechial Rash 突然出現した、無痛性でかゆみのない眼窩周囲の発疹 この写真の症例は 前日にアルコール摂取に関連して...
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側頭葉てんかん:手術して発作は消える? 記憶障害は?

側頭葉てんかんの術後発作消失と記憶障害  てんかんの術後のアウトカムはとても関心の高いテーマだと思います。今回は、手術成績の期待値が高い海馬硬化症HSを伴った側頭葉てんかんの術後アウトカムについて、そのHSのタイプ別に違いがあるかをシステ...
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運動準備電位: MRCP (movement-related cortical potential)

運動準備電位の総説を村上春樹ふうに書いてみる   私たちヒトが自分の意思で手足を動かそうとする時に、その動かす瞬間より1−2秒も先行して脳内では信号変化が起きているのですが、その電位変化を脳波で捉えたものを運動準備電位と呼びま...
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てんかん診療の三振と四球

どんなバッターになりたい?  緊急性のある場合、臨床ではリスクの高さに応じて「かもしれない」で対応することがあります。その結果、「空振り三振」となってもそれは構いません。どれだけリスクを事前に察知できたかが大事だからです。 ...
医学書オススメ(脳神経内科)

臨床に時間軸をプラス

臨床に時間軸を  すごくエッジのきいた文章で有名な河合先生の書籍。専門の睡眠の立場から、脳神経内科領域の様々な疾患を時間軸で分解し、臨床の総体を伝えてくれています。付箋をいっぱい貼っているのでお分かりだと思いますが、オススメです。研修医に...
医学書オススメ(脳神経内科)

推薦図書:問診力で見逃さない神経症状

こちらもオススメ  先日、山本大介先生の人気書籍を紹介しました。といっても私が紹介するまでもなくすでに有名な本ですが。こりずに今回もご高明な先生の書籍を勝手にオススメします。黒川勝己先生の「問診力で見逃さない神経症上(医学書院)」 ...
医学書オススメ(脳神経内科)

推薦図書

いい本はなぜ売れるのか? 病棟で研修医がプレゼンの準備をしていました。彼は1年目の研修医で、初めてのスライドを用いた症例提示の準備中です。こういう場合、ほとんどの研修医は例えばMRI画像の選択がイマイチだったりします。ですが、その研...
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