てんかん発作は予想外に出現します。
てんかん発作は非誘発性に、つまり事前の知らせなく出現します。
だから、事前のプランニングがめちゃくちゃ大事、という話です。
発作時の対応を決めておこう
発作時の対応を患者さんと介護者に教育することがまずは大事ですね。
今回のEpilepsiaの論文では「seizure action plan」と表現されていますが、発作時のリスクに応じて、どのように対応すべきか、その流れを共有しておきましょう。ということです。
個別プランが大事
てんかんは個別性が高い疾患です。様々なてんかんのタイプがあり、その発作も個別性が高いのです。さらに治療に際しては患者背景も考慮が必要になります。ですから発作時の対応としても、個別プランの作成が必要不可欠です。
緊急時対応はどうするか
また論文でも述べていますが、急性期のseizure action plan、つまり赤信号の時はどうするのかも決めておきましょう。具体的には急性期病院との連携が必要となります。
頓服薬をどうするか
発作時の対応の中では発作時にレスキュー薬を使うかどうかも判断します。レスキューとは追加で薬を投与して発作を沈めることです。この場合、どの薬をどのように使うのか、を決めておく必要があります。もちろん、投与のタイミングも大事ですね。
発作は赤信号?青信号?
てんかん発作の多くは自然に止まりますので、適切に対応するだけで十分ですが、時に緊急性のある発作もあります。またてんかん発作は個別性が高いため、事前のプランニングがめちゃくちゃ大事ですね、という話でした。
参考文献
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