てんかん

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BAFMEとは:原因遺伝子異常、臨床経過、加齢

今年の日本神経学会に参加し、BAFMEの臨床研究の発表をしました。 BAFME(benign adult familial myoclonus epilepsy)とは常染色体優性の遺伝性神経疾患で、てんかん発作と特有の振るえを呈する比較的経...
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将来のてんかん発症を回避する7つのポイント

<てんかんはcommonな脳疾患> てんかんは、あらゆる年代で、いつでも発症しえる脳疾患で、100人に1人と比較的高頻度で見られる身近な疾患です。 いつでも、誰でも、てんかんを発症する可能性がありますが、特に65歳以上では発症率が高いことが...
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てんかん:その歴史は深く、その社会的病態認の識度はまだ低い

てんかんほど、医学的な歴史の長いにも関わらず、それに相反してその病態認知度が社会的にも低い疾患はないと言えます。 たとえば、ヒポクラテス全集によると「てんかんは脳の病で,食事と薬で治療するもので,宗教的儀式で思量できない」と記されているます...
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てんかん発作を誘発し得る薬剤

薬剤誘発性発作 てんかん患者の初発発作は大発作(全身けいれん)で発症することがしばしばありますが 大発作=てんかんではありません。 救急搬送される初回のけいれん発作では、急性症候性発作の鑑別をまず要します。 その鑑別において、脳卒中の除外は...
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AED (anti-epileptic drug)の中止は可能か

てんかん治療の中核は抗てんかん薬(AED:anti-epileptic drug)の内服治療になります。てんかんと診断された患者さんの約7割弱は、一種類のAEDで発作が消失する1)と言われており、まずはてんかんの病型に応じた適切なAED選択...
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