Uncategorized ■大事なのは読み方 ■「はじめての脳波トリアージ」の出版までもう少しなので、これからは救急脳波についてのアレコレを日々投稿したいと思います。 脳波を判読したことがある方はわかると思いますが、確かに難しいです。ですが、脳波を「正しく全部読もう」とするから... 2024.01.09 Uncategorized
Uncategorized 2034年のおすすめ医学書 今年最初に読んだ医学書はこれ 「正攻法ではないけれど 必ず書き上げられるはじめてのケースレポート論文」 もう、まさにタイトル通りで「必ず書きあげられる内容」の本でした。著者自身も述べているのですが、必要なのは「... 2024.01.04 Uncategorized
Uncategorized 側頭葉てんかん:手術して発作は消える? 記憶障害は? 側頭葉てんかんの術後発作消失と記憶障害 てんかんの術後のアウトカムはとても関心の高いテーマだと思います。今回は、手術成績の期待値が高い海馬硬化症HSを伴った側頭葉てんかんの術後アウトカムについて、そのHSのタイプ別に違いがあるかをシステ... 2023.12.10 Uncategorized
Uncategorized 運動準備電位: MRCP (movement-related cortical potential) 運動準備電位の総説を村上春樹ふうに書いてみる 私たちヒトが自分の意思で手足を動かそうとする時に、その動かす瞬間より1−2秒も先行して脳内では信号変化が起きているのですが、その電位変化を脳波で捉えたものを運動準備電位と呼びま... 2023.12.03 Uncategorized
Uncategorized てんかん診療の三振と四球 どんなバッターになりたい? 緊急性のある場合、臨床ではリスクの高さに応じて「かもしれない」で対応することがあります。その結果、「空振り三振」となってもそれは構いません。どれだけリスクを事前に察知できたかが大事だからです。 ... 2023.11.29 Uncategorized
Uncategorized てんかん学会のピアノ演奏 てんかん学会は『ピアノ演奏』がよかった 先月、3日間、東京での日本てんかん学会(総会)に参加してきました。いろいろ書くべきことが多くて整理できていませんが。とりあえず、一番良かったのは『ピアノ演奏の生演奏』でした。ポスター会場に入る... 2023.11.19 Uncategorized
Uncategorized 抗てんかん薬と、抗発作薬どっち? 最近、糖尿病の新しい呼称として「ダイアベティス」を提案すると関連学会が発表し、話題になったと思います。 てんかんは癲癇だった 実は、てんかんも昔は「癲癇」でしたが、漢字の癲癇は精神障害などの偏見に繋がりかねませんので、... 2023.10.07 Uncategorized
Uncategorized 頭部外傷とてんかんのリスク 背景 頭部外傷とてんかんのリスク 外傷性脳損傷(TBI)の後遺症として、約3割の患者がてんかんを発症することが分かっています。 しかし、この発症リスクについてはまだ十分に理解されていません。 今回の試み そ... 2023.07.25 Uncategorized
Uncategorized 原稿はスピードと内容、どっちを優先? 今日は朝から大学にいますが、作業前にガッツリと食べすぎてしまって、気がついたら3時間も椅子で寝ていました(こんなことは年に1回もありません)。が、仮眠ができたせいか、目が覚めてからは集中できたので原稿依頼を1つ終わらせることができました。... 2023.07.23 Uncategorized
Uncategorized 「妊娠すると発作は増える」という都市伝説 てんかん合併妊娠 まず大事なことは「てんかん患者の大半は問題なく通常の妊娠出産が可能なこと」です。 もちろん、薬の調整など大事なことはありますが、それよりも「てんかんだから」とか「発作があるから」、「薬を飲んでいるから... 2023.06.17 Uncategorized