抗てんかん薬(AED) 抗てんかん薬の副作用(コレステロール値や骨粗しょう症は気にしていますか?) 抗てんかん薬の長期的な副作用についてです 抗てんかん薬(AED)は副作用に注意が必要な薬剤の一つですし、その副作用を理解することは大変重要です。 その理由にAED使用に際しては、 1) 薬疹など重篤な急性反応が見られること 2) 副作用なく... 2018.04.21 抗てんかん薬(AED)
SUDEP 脳の血圧中枢(突然死との関連は?) てんかんと突然死、にも関わる論文の話です <てんかん発作では、血圧低下を生じることがあります> てんかん発作中(あるいは発作後)に「血圧低下」をきたすことがしばしばあります。 この発作に関連した「血圧低下」は てんかん発作に関連する突然死(... 2018.03.30 SUDEP
重積発作 重積発作の治療は急げ!(10分以内の治療開始) てんかん重積状態の話 重積(SE:status epilepticus)とは 「発作がある程度の長さ持続するか,または短い発作でも反復し,その間の意識の回復はないもの」と定義される. 従来はその持続時間は30分以上とされていましたが,SEに... 2018.03.09 重積発作
脳卒中後てんかん 脳梗塞後のてんかん発作の予測 SeLECTスコア <脳卒中後のけいれん・てんかん> 脳卒中後のけいれん発作(てんかん発作)の管理は重要課題です。 高齢化に伴い脳卒中患者は増加しており、また近年の脳卒中急性期治療の治療成績の進歩に伴い、いわゆるstroke survivorが増えており、脳卒... 2018.03.01 脳卒中後てんかん
高齢者てんかんの特徴 「高齢者てんかん」は珍しくない 高齢者てんかんの話です てんかんは「あらゆる年齢層において発症する最も頻度の高い慢性の神経疾患」の一つです. つまり、生まれた時や幼少期に「てんかん」がなかった方でも、30代、40代、あるいは80代であっても、どの年齢になっても新たに「てん... 2018.02.01 高齢者てんかんの特徴
不随意運動(てんかん学会2017) ミオクローヌス(Positive myoclonusとNegative myoclonus) てんかん学会に参加してきました。 初日(11/3)前半は、 ・グリアとてんかん(シンポジウム) ・Precise Medication in Epilepsy(特別講演) ・Pathophysiology of cortical myocl... 2017.11.06 不随意運動(てんかん学会2017)
Uncategorized 第51回日本てんかん学会学術集会(京都) 来月は日本てんかん学会総会があります。 正式には第51回日本てんかん学会学術集会(京都): Japanese Epilepsy Society 2017 もちろん参加します。 前回の学会の時から企画されました「てんかんとアート展」が今回も予... 2017.10.19 Uncategorized
脳波判読シリーズ 脳波判読シリーズ(第2回;後頭部優位律動の評価) 脳波判読シリーズ 今回は後頭部優位律動の評価についてです。 優位律動とは、脳波記録時間の中で時間的に最も多く出現する律動のことで、正常成人では安静覚醒閉眼時に後頭部優位に出現するα波(後頭部優位律動)に反映されます。 この優位律動は、脳全体... 2017.08.31 脳波判読シリーズ
脳波判読シリーズ 脳波判読シリーズ(第一回;所見の正しい付け方) 脳波の所見の付け方の話です。 脳波判読シリーズとしての記事 おもにお医者さん(脳波初学者)向けの記事になると思います。脳波判読の記事はたくさんの項目に分ける必要がありますから、今回は、シリーズ第一回として「脳波判読の原理原則(判読のための心... 2017.08.20 脳波判読シリーズ
脳波 幻のてんかん波 phantom spike てんかんの診断に納得がいかない、という話です 前医で「てんかんと診断されたが、診断になっとくがいかない」という主訴で先日来院された症例です。 問診で確認した発作症候は「てんかん発作」とも「非てんかん発作」とも判断し難い症候でした。前医では、... 2017.07.31 脳波